国立自然科学博物館 part10 中国の科学と技術
2018年 台湾の旅 台中にも行ってみました編 その39
14:50 水運儀象臺の奥には広大な展示会場が広がる・・・
うっひゃ~!こりゃ全部見るの大変だぞー!
この一帯は中国の科学と技術の展示エリアらしい・・・
天文観測器 簡儀 龍の装飾も素晴らしい!
(左)佛宮寺釋迦塔(応県木塔)の模型 かなりでかい!
(右)始皇帝の御用車 見た瞬間ピンときました。これは以前、九州国立博物館で催された「始皇帝と大兵馬俑」展で見たことあるぞ!(帰国後、図録を引っ張り出して探したら同じものがあったー!)
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「始皇帝と大兵馬俑」展 図録より
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北宋時代の木橋 虹橋
橋脚を使わない木組みだけを使ったアーチ状の橋。技術の高さがうかがえる。12世紀の絵巻にもその姿が確認できます。
巨大な木製の車が・・・
指南車(しなんしゃ)は、乗っている仙人の人形が常に一定の方向を指し示す車のこと。
概要
中国の伝説の皇帝である黄帝が戦のために指南車を作らせたと史書に記載がある。それによると磁石は使われず、左右の車輪の回転の差から機械的機構により方位を特定する仕組みであったとされている。その仕組みは、現代の自動車などにおける差動歯車の原理に類似するものである。
羅針盤とはことなり「自ら南の方角を探し当て示し続ける」機能はなく、指南車の示す方向はあくまで操作者が最初に設定した方角である。台車を床に置き、あらゆる方角に台車をころがし差し向けても、台上の仙人人形は同一の方角を指し示すのである。(wikipediaより)
てっぺんに指さす仙人がいるww
さらに進んでいくと・・・
大きな壺の周辺にカエル
これぞ、世界最古の地震計 地動儀だ!
地震が発生した方向の龍の口から鉄球が落ちてカエルの口に落ちるそうです。調べていると・・・
日本の平安時代の学者である菅原道真は870年(貞観12年)の方略試(官吏登用試験)において、「地震を弁ぜよ」という問いに対して「彼漢の張衡が之機巧」と地動儀を引用して回答している。(wikipediaより)
壁面に展示には・・・
繊細な装飾が施された壺や絵皿
(左)中国古来の打楽器 編鐘 (右)ずらりと並んだ青銅器
(左)注酒器である兕觥(じこう) (右)方斝(ほうか) この形も見覚えがあったので帰国後調べたら、2010年九州国立博物館で催された「誕生!中国文明展」で見た”婦好方斝”と全く同じものでした。
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「誕生!中国文明展」図録より→
前13~12世紀 商時代の物です。
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