熊本城×特撮美術 天守再現プロジェクト展 その5 検証用模型~切り出しパーツ
2018 熊本ドライブ 新春走り初め編 part6
【ネタバレ注意】この催しの内容をを詳細にリポートしています。
メインのミニチュアセットの横に長机があって・・・
作業してた机がそのまま展示されていました。
ミニチュア設営作業台 設営作業時に実際に使用されたものです。(案内板より)
机の上にはミニチュアに使った人の写真や工具
塗料缶など置いてある。
この後メイキング映像を見たのですが、熊本市民もボランティアでミニチュア製作に携わったそうです。
宇土櫓・傾斜のある櫓
特徴的な宇土櫓の傾斜のある石垣、櫓を再現しています。こちらの展示は、さらに傾斜の歪みを強調した模型であり、宇土櫓の特徴的な傾斜を表現しています。(案内板より)
検証用模型
大・・・破風や瓦の位置関係を整理し、全体像を把握するために制作した、検証用の模型です。
小・・・石落の角度や城との構造の食い違いが生まれないよう検証するための模型です。(案内板より)
小天守の屋根
天守屋根の破風は、しなやかさを表現するため曲線を計算したパーツを組み込んでいます。また素材のシナベニアの柔らかさを活かしながら迫力ある勾配をつけて、下側に垂木を丁寧に整列させることによって、反りをより美しく魅せることができます。(案内板より)
その先、壁面にズラリと展示された板材。これらは・・・
レーザー切り出し後パーツ パーツごとに計算したデータをもとにベニヤ等の木材をレーザーで切り出していきます。全体像を把握した上で、組み立てた際にパーツとパーツに食い違いが生まれないよう慎重に計算し、素材の硬さに合った切り出しを行っていくことも重要です。(案内板より)
DIYの木工作の型の様に見えます。
更に先の・・・
ケースに入った模型は
瓦 丸棒と槍工材にレーザーで切込みを入れ、交互に並べることで瓦を表現しています。破風同士の屋根瓦はつじつま合わせをすることで、より整列した美しい印象を与えることができます。つじつま合わせには骨組みするパーツから計算する必要があります。(案内板より)
屋根瓦の一枚一枚・・・
本当に組んであるように見えます。
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