ありふれた話

アジアフォーカス・福岡国際映画祭協賛 タイ映画特集

原題：เจ้านกกระจอก.　英題：Mundane History

2009年作品。住み込みの男性看護師パンが、半身不随の青年エークの世話をする様子を淡々と描く。見る者を突き放すような難解で挑戦的、実験的な映画でした。オープニングのタイトルバックで釜山国際映画祭に出品していた旨出てきたし、数々の映画祭で賞を受賞したらしいのですがが、あまりにも淡々としすぎて、寝不足の私には拷問に近いものがあり、上映時間があと少し長かったら爆睡していたかもしれません。（笑）　惑星の最後がどうなるのか・・・と言うナレーションの後、新たな生命の誕生シーン（これまた衝撃的）は輪廻転生を意味するとかなんとか・・・解釈は色々ありそうですが・・・監督の中二病炸裂な一本でした。

6点/10点満点中

【35本目】