直方石炭記念館 part4 別館2階 前編
篠栗~直方~北九州ドライブ その15
一通り1階を見学した後は・・
2階へ・・・
ズラリと並んだ絵画
山近剛太郎氏の作品
近代的な装備で掘っているところから・・・
手掘りをしていた頃の様子まで・・・
描かれています。
山近剛太郎(1902-1990) 旧宮若町吉川出身
中学時代は絵が得意で、美術学校に進むか、理系に進むか悩んだ。
岩屋炭坑にいた頃、九州の創元会の中心作家であった手島貢(M33~S49)が主宰している福岡の画塾に通った。炭鉱の絵を本格的に描き始めたのは昭和45年、日本石炭協会九州支部から、直方市の石炭記念館に飾る炭鉱画の依頼を受けてから。(案内板より)
様々な資料が並びます
そして・・・日本で初めてユネスコ世界記憶遺産の登録を受けた山本作兵衛氏の原画が8枚展示してあった。
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原則撮影禁止だったので↓イメージに残ったものに近い作品をネット上から拾ってきました。
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素朴なタッチながら、細かいところまでよく描かれており、特に漆黒の闇を照らすランプの明かりの黄色などは、さすが炭鉱労働者でしか知り得ない感性で彩色された鮮やかな黄色で塗られていた。装備などのスケッチは当時の炭鉱を知る上での資料的な価値を持っている。
普通の照明の下で展示されていたのですが、このままだと色焼けや色褪せしないか少し心配になった。
その横に大きな油絵
志免炭鉱とボタ山 う~ん・・・ここにも我が家の近所、志免炭鉱が出てくるか!
絵画と並んで・・・
機材も展示
その向かいには・・・炭鉱絵師 井上為次郎氏の作品
井上為次郎 明治31(1898)~昭和45(1970)年
日本で最初に炭鉱画を描き始めた絵師で、晩年はリウマチで不自由な手で描いていたそうです。明治時代の炭鉱の様子や風俗が描かれており・・・当時、男も女も、大人も子供も関係なく体一つで煤に塗れながら労働し、日本の近代化の基礎を支えた姿を見ることができました。
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