世界文化遺産 三池炭鉱 万田抗を見学 6 最終回
玉名~荒尾~柳川ドライブ その14
(左)当時の施設概要と(右)近代産業遺産の認定証
団体さんが去ったあとの最上階
なかなか趣があります。最後に降りてヘルメットを返却。ここで一旦ツアーは解散。思いおもいに見て回れます。
汽罐場跡
1898(明治31)年に煉瓦造りの汽罐場がありました。汽罐場とは石炭を燃やし蒸気を発生させる施設で、坑内の各施設に蒸気を送っていました。最も多い時期には3箇所の汽罐場がありましたが、動力が蒸気から電気へと移っていくにつれ、規模を縮小していきました。(案内板より)
角度を変えてみる
奥へと敷かれたレール・・・
放置され朽ちたパイプ
その向かいの
木造の建物
職場
昭和初期に建設された職場は木造平屋(一部壁煉瓦積み)瓦葦で建築面積が約162㎡あります。現地に今も残る旋盤やドリル盤は、ベルトの付け替えによって、モーター1台で動く仕組みになっており、坑内で使う機械類の修理や、工具の製作を行っていました。(案内板より)
煉瓦造りの建物は・・・
事務所(旧扇風機室)
1914(大正3)年頃の建設当初は、坑内の換気を行う電気を動力とした巨大な扇風機が備え付けられた扇風機室でした。1951(昭和26)年の万田坑閉抗後から、1階を更衣室などに2階を事務所と坑内の監視室として利用していました。国重要文化財(案内板より)
団体さんも帰ってしまって、一人ウロウロするのも何なので・・・有料エリアを出る。
最初に集合したテント
そこにガラス板に描かれた風景が・・・
(左)かつてあった煙突の場所のようです。(右)第二竪坑櫓の鉄塔に合せて見てみるとこんな感じ・・・。盆踊りの定番曲、炭坑節は・・・こんな風景を見ながら”さぞやお月さん~煙たかろう~サノヨイヨイ♪”と唄ったのでしょうか・・・
帰りしな・・・ふと見ると・・・
溝が掘ってあって・・・
その先はトンネルになっていました。
桜町トンネル
1933(昭和8)年に建設された、熊本県荒尾市と福岡県大牟田市を結ぶ生活通路(地下通路)です。構内の地下を東西に走り、壁は切石(一部は煉瓦積み)で積まれ、入り口は幅2,7m、全長約130m。天井はコンクリートで覆われ、一部に明かり取りが設けられています。(案内板より)
プレハブ造りの土産屋でお土産を買って・・・万田坑ステーションに戻る。万田坑ステーションでは映像資料などを見ることが出来ますが・・・時間がなかったので次へ・・・
柳川へ向かうことにする。
万田坑について詳しくは・・・万田坑|荒尾市HPへ
毎週月曜日が定休日なので要注意!
自宅に戻って万田坑へ行った話をすると、私の母親は長崎県の島原で育ったのですが実は、生まれはこの近くで祖父は万田坑に勤めていた・・・という話を初めて聞きました。この日、偶然万田坑へ行ったのですが、何か不思議な感じがしました。
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